2010/12/04

初めてのFly Fishing旅行 @ San Juan, NM

思い返せば、初めてFly Rodを握らせてもらったのがついこの間9月のLabor DayのBB旅行でした。

その後、Fly用具をそろえはじめ、BB釣行を1、2度経験しただけでいきなりのSan Juan釣行!!ほんとにいい経験ができました。

快くSan Juan行きを認めてくれた家族にあらためてお礼をいいたい!

出発前までは入念に家族サービスを展開し、
そのため出発時間も大将とはずらすことに。

通常とは違うルートで、コロラド州、デンバー経由にて
San Juanの北45分ほどのところにある町Durangoに降り立ちました。

先行していただいた大将にわざわざ出迎えていただきました。
ありがとうございました。



次の日の朝7:30、いくつかあるポイントのうち
最上流部から釣行開始です。

すでにライズがぽつぽつ出ています。テンションが一気にあがります。

すると、目の前の中洲の中、背丈ぐらいのやぶのなかで人影が・・・。
みにくいですがどうやらショットガンを構えているようす。
そして鳥を呼ぶためでしょうかしきりと甲高い響きが・・・。

中州の向こう側が上級ポイントらしく、
『そっちに渡ってよいか?と大将が聞くと、
向こうにもう一人いるそうで。

よく見るとショットガンの薬きょうがそこここに漂っています。

こんなところで釣りしててだいじょうぶか、とちょっと心配でしたが、以降はそんなにきにならず、銃の轟音が響く中、釣りしてました。


この写真の中央あたりが今回の釣行中で
一番の上級ポイントだったのではないでしょうか。
ここで大将は10匹以上の鱒をあげられてました。

僕は2匹だけ。。。 
腕の差 歴然ですね。
当然といえば当然ですが。

そして、この写真を最後にまったく写真を撮るのを忘れていました。

初日午前中にニンフで3匹掛けて2匹あげることができました。

初めの1匹を逃してしまったのですが、
取り込み寸前に網横へ走り去られ
テンションが緩んだからか、ばれてしまいました。

これも経験不足からくる失敗。
いい経験値を積みました。
ファイト中は、『たのし~い』の連発だったと思います。

以降2匹はドタバタながらもランディング成功。
18インチ前後のナイスフィッシュでした。

タックルは、
Sage 590-4
Ross Evolution#1.5
4番WF-f 大将のおさがり
5x Leader
7x Tippet
インディケーターをつけてニンフ+ニンフでした。
ヒットフライは24番BeadsHead ミッジニンフ オリーブ

午後は下流の別ポイントへ
Texas HoleやBaties Bendなどを回りました
が、釣果はなし。

写真もなし(今思えば、せめて風景ぐらいと後悔)。

午後は風が出ていて全般的に釣り辛らかったです。

結局最初のポイントに戻ったんですが、
ここでも何もなし。

初日後半戦は完封されました。
寒風のせいで・・・(-- これが一番寒い?

まぁそんなこんなで、初日は2匹だけ。
サイズがあったのでいい勉強だったろう、
というお言葉を大将からいただき、納得してました。

しかし、このポイント、行くまでが大変です。

駐車場から川原に出るまで、
まず高低差20mほどの崖に作られたつづら折の道を降り、
さらにブッシュの中を200mほど歩きます。
そしてここは標高2000m。
けっこう、息が切れるんです。とくに登りは。

これを毎日最低2往復してましたんで、
それだけでいい運動でした。



また釣りとは関係ありませんが、
この平瀬の左奥にはビーバーの巣がありました。
これもはじめての経験でちょっとうれしかったです。

この中州の裏にももうひとつ、上を歩いちゃいました。

2日目は、さらに過酷な天候になってました。
まず、朝起きたら車の屋根に5cmの積雪が・・・ 
(また写真なしという失態)

予報では雪ときどき曇り、そして昼間には20マイルの風。

大将のアップにあるとおり、雪が降りしきる中の釣りとなりました。

そして氷点下の気温、ガイドが凍るというのは聞いてはいましたが初めての経験。
そんなときは水に漬けるんだと教わりました。

フライラインにもささくれたかのような傷が、
と思ったら、これも水滴の凍ったものでした。

釣果の方はというと、初日に3匹掛けたポイントで、
あーでもない、こーでもない、っと、
フライをとっかえひっかえしてましたが、無。

かねた大将に呼ばれて、釣り方を教わりました。

その頃合いはちょうどライズ天国で、
大将は何匹が釣ったあとでした。

ユスリカの大量流下が起こっていて、
鱒どもがバッコンバッコンでている状態でした。

当たりフライと投げ方、流し方、ピックアップの仕方
っと懇切丁寧に教えていただいていざ実践。

しかし、、、そこは素人。
うまく投げれない、流せない、ピックアップで音立てる、
終いにはライン絡ませる。

糸絡まり地獄から抜け出したときには
風・雪により天国タイム終了してました。。。

その後はポツポツライズは出るものの
どうしても食ってくれない状況に・・・。

そんな中で粘りに粘って獲った1本が
今釣行中最大サイズ、ほぼ20インチの魚でした。

既出ですが、うれしかったのでゆるしてつかーさい。

しかし、魚の扱いになれなくて困りました。
撮ってもらおうとしても持ち方がわからず
変なかっこばっかりでした。

自分で撮ろうとしてもろくな写真がとれないし・・・。

その後は同じパターン(18番か20番のアダムスパラシュート + 24番ミッジニンフ)でいくつかバイトはあるものの、乗らず、ブレイク等が続き、最後にもう一匹だけなんとか獲れました。

その中ではブレイクの一匹がよい経験でした。
その一匹だけ、小さいと思い込み、
手で手繰り寄せようとしたんですが、
突然猛烈に突っ込まれ、
右手のロックを外せないまま
あっという間に切られてしまいました。

その他にもリールファイト以外では必ずバラすという事態に。
何か根本的にやり方を間違っているんではなかろうかと。
今度どなたかご教示ください。。。

3日目は釣行中もっともコンディションがよかったと思われたんですが、半日で1キャッチ、2バラシ。

魚の扱いにまだ慣れず、撮影中に逃げられ写真なし・・・。
大将は、、、しっかり7匹前後釣られたそうです。

あっそういえば、3日目の朝は19度Fでめっちゃ寒かったんでした。
ポイントまでの通路は厚さ2cmほどの氷で一面覆われてました。

わかりづらいですが

もう一枚

そんなこんなで初の一大フライフィッシング旅行は終わりました。

また、ここに戻って来れる日がありますように。。。

大将へ、いろいろありがとうございました。
今度はちゃんと同行者の写真を撮るようにしますね。

<今回学んだこと>
・ランディングの最後まで気を抜かない
・無理に寄せようとせず、いなすいなす
・ひとつのライズを釣り切れ、あちこち浮気しない
・フライ交換をすばやくできるようにすべし
・あたりフライ(鱒が食ってるものは)刻々と変わる
・気を抜いて歩くと沈するぞ(極寒で半沈しました)

<備忘録 - 番外>
・留守にする期間に子供の病院の予約を入れない

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